DONUTS ゲーム事業部(DONUTS GAMES)では現在、京都オフィスでの採用を強化しています。
そこで今回は、これまでに京都オフィスでDONUTS GAMESが培ってきた経験や京都オフィスが目指すものについて、株式会社DONUTS 執行役員 ゲーム事業部長の安藤武博にインタビューしました。
■プロフィール
安藤武博
1998年同志社大学卒業後、株式会社エニックス（現株式会社スクウェア・エニックス）に入社。
2019年12月、株式会社DONUTS 執行役員 ゲーム事業部長に就任。
「ブラックスター -Theater Starless-」、最新作「ユアマジェスティ」のほか、新規オリジナル3Dゲームプロジェクト「DRAGON」を手掛けています。
関西で挑戦したい
私は大阪出身で、学生時代は京都で過ごしました。関西への愛着は人一倍ありますが、これまでの私のゲーム制作のキャリアのほとんどは東京が拠点です。
一方で、任天堂（京都）やカプコン（大阪）など、日本が世界に誇るゲーム会社が本社を構え、ゲーム制作の才能が集約されている関西で、DONUTS GAMESも挑戦してみたいと以前から考えていました。様々な理由や物理的な問題で、東京で働くことが難しい方も多くいらっしゃると思います。京都オフィスはそのような問題を解消し、情熱を持ってゲーム制作に挑戦できる場所にしたいと考えています。
少数精鋭のメンバー
昨年10周年を迎えた「暴走列伝 単車の虎」はDONUTS GAMESを代表する長期人気タイトルです。この人気を支える原動力となってきたのが、京都オフィスの存在です。
これまで京都オフィスでは、少数精鋭のメンバーで「単車の虎」をいかに面白いものにするかに注力して取り組んできました。
人数が少ない分、アルバイトやインターンなどポジションに関係なく企画や設計に裁量をもって携わることができ、若いうちから経験を積みたいと考えている人にとっては、多くのチャンスに恵まれた環境です。ゲーム会社の中では、かなり珍しい環境でもあると思います。
今後は今までにない面白いゲームを京都でゼロから作り上げ、令和の時代に源流から新しいゲーム会社の設立を再現するように、組織として改めて再構築していきたいと考えています。
DONUTS GAMESが京都オフィスで目指すもの
烏丸御池にある京都オフィスは、京都の歴史も、スタートアップ感も感じられる、モノづくりの環境としては素晴らしい立地にあります。
私はゲーム制作において、「どこでゲームを作るか」という環境面も重視しています。東京とは違う環境で、京都でしか生まれないような素晴らしいゲームを作りたいですね。とはいえ、東京でも京都でもDONUTS GAMESが目指すべきこと、やるべきことは同じです。
「単車の虎」は昨年10周年を迎えましたし、「Tokyo 7th シスターズ」は今年8周年を迎えました。オリジナルゲームでNo.1を目指し、ゼロから1を作り出す。その1を100まで大きく成長させ、長く楽しんでいただけることを前提としたゲーム開発がDONUTS GAMESの根幹です。
現在、京都オフィスでは「単車の虎」が業務の中心となっていますが、10年にわたって人気のゲームは業界でもあまり多くはありません。しかし同じことを繰り返していてはこの先の人気や面白さにはつながらないので、「変わらないように変わっていく」ことを常に意識しています。
このように「単車の虎」だからこそ学ぶことのできた経験をベースに、今後は京都オフィスでしかできないことをどんどん増やしていきたいですね。
東京では大きな新規ゲームタイトルを鋭意製作中です。そことも連携しつつ、京都からも新しく大きなゲームを送り出して、一人でも多くの方に楽しんでいただきたいです。
京都からDONUTS GAMESを盛り立てるメンバー、募集中！
ゲーム制作の現場では開発チームの人数や予算、開発期間など、常に何かしらの制限があることのほうが多いのですが、その中でもやはり「人」は重要です。
京都オフィスのメンバーは、少数精鋭で多くのユーザーに楽しんでいただけるものを生み出せる集団です。一人当たりの売上高は東京に引けを取りません。ある意味、「何もないから何でもできる」、とてもリアリティのあるゲーム制作の現場でもあります。そのような状況で挑戦し続けることで活きるノウハウもあります。
京都オフィスでは現在、事業全体を統括するリーダーやプランナー、デザイナー、エンジニアなど幅広く人材を募集しています。デザイナーとして活躍している女性も多い職場です。
若い時から長期的視野で挑戦してみたい方、京都発のオリジナルゲームを作ってみたい方、一緒に京都からDONUTS GAMESを盛り立てていきませんか？東京と京都でともに切磋琢磨し、DONUTS GAMESとしてより高みを目指していきましょう！
