ライブ配信業界のテレビ局を目指して Made in Donutsにこだわる業界屈指の動画制作チーム 「Donuts Creative」インタビュー

Donutsのミクチャ事業部には、動画制作を専門とするチーム「Donuts Creative」が存在します。特別な技術やセンスが必要とされる動画制作は、企業から専門業者に外注するのが主流な中で、DonutsではMade in Donutsにこだわり、動画制作も自社で行っています。今回はその動画制作チームの中核を担う3人の「元テレビマン」にインタビューを行いました。

プロフィール
Y.A.(写真左) 
入社年月 2020年5月
担当部署|職種:ミクチャ事業部 動画制作チーム「Donuts Creative」

S.M.(写真中央)
入社年月 2020年8月
担当部署|職種:ミクチャ事業部 動画制作チーム「Donuts Creative」

N.I.(写真右)
入社年月 2020年4月
担当部署|職種:ミクチャ事業部 動画制作チーム「Donuts Creative」

目次
  1. 「ライブ配信」の魅力に惹かれて
  2. 原点回帰して、「本当に面白いもの」を模索したい
  3.  テレビ西日本の新番組・ミクチャ新CMなど、続々と情報解禁中
  4. 10代の未経験からベテランまで、個性豊かなメンバー
  5. 「予算=番組の面白さ」ではない
  6. インターネット業界のテレビ局を目指して
  7. 寛大で自由な判断が「面白さ」を創出する
  8. YouTubeでもテレビでもない、新しいメディアを創出する仲間を募集

「ライブ配信」の魅力に惹かれて

M
映像の専門学校を卒業後、テレビ番組制作会社に入社し、バラエティ番組などを中心に8年ほどテレビ番組の制作に携わってきました。その後フリーランスのディレクターになったのですが、色々なことに挑戦してみようと考え、改めて所属先を探していた際にDonutsに出会いました。ライブ配信というジャンルにも新鮮さを感じましたし、テレビ業界から転職してきた優秀な人も既に所属していたこともあり、迷いなく入社を決意しました。

現在は千葉テレビで毎週日曜日24時~放送中の「ミクチャTV」のメインディレクターを務めている他、各種動画制作を手掛けています。
A
Mはこれまでに大物タレントが出演するようなゴールデンタイムの番組の現場もたくさん経験してきていますし、現場の回しも十分にできる非常に優秀な若手です。
I
私はバラエティやドキュメンタリー、音楽番組など幅広いジャンルのテレビ番組制作・演出を15年経験してきました。その後テレビ業界から一歩抜け出して、世の中にある様々なもの・事象を、自分がこれまで培ってきた経験を活かして、より広いフィールドで「面白いこと」に昇華したいと考えて独立しました。Donutsのライブ配信というジャンルに興味と新鮮さを感じ、当時まだ数名しかいなかったミクチャ事業部の動画制作チームと、情報収集を兼ねて本社で話をしている際に代表の西村が突如現れて(笑)直々に熱いオファーをいただきまして、ジョインすることになりました。現在は動画や番組などコンテンツの設計・企画・制作の他、チーム全体の演出統括も担当しています。
A
私はフリーのディレクターとして各局のテレビ番組の制作現場で23年間仕事をしていました。映像の世界ではテレビはまだ第一線だと思っていますが、その仕事で得た情報やスキルを取り入れつつ、リレーションの全くないライブ配信業界で挑戦するべく、Donutsにジョインしました。チーム内では動画のチェックをしたり、統括プロデューサー的な立ち位置ですね。

原点回帰して、「本当に面白いもの」を模索したい

A
番組の予算等に左右されることなく、テレビではできないことを積極的にやっていきたいですね。フリーランスではできることにもやはり限界がありましたし、組織に所属することでしかできないことを改めて模索したいと考えていました。
I
たとえばテレビ局の社員は制作に大きな責任を負っているのでそれなりの裁量もあります。一方でフリーランスの立場ではなかなか企画を通せないこともあるのが現実です。
A
フリーランスでトップをとるのは本当に難しい業界です。昔はフリーランスでやっているのは、いわゆる破天荒な人たちが多かったのですが、今はそれほどではありません。これもテレビが面白くなくなってきていると言われる所以なのかもしれませんが…。
I
自由に制作と向き合いたい人にはこの会社はぴったりですよ。Donuts Creativeが動き出して1年ほどですが、メンバーは30人まで増えて、地上波の番組を制作できる規模にまで成長しました。自社でCMも作ることができましたし(ジョブカンCM)、今月からテレビ西日本の新番組「加藤浩次のちゃっかりバズってます!!」の放送もスタートしました。来月にはミクチャの新CMも放送開始予定です。チーム内で次々に企画を打ち出し、社長も巻き込んでスピーディーに形にできるのが、この動画制作チームのメリットですね。

 テレビ西日本の新番組・ミクチャ新CMなど、続々と情報解禁中


今月から放送が開始され、早くも話題沸騰中のテレビ西日本の新番組加藤浩次のちゃっかりバズってます!!。(放送終了後にミクチャで無料配信中!スマホアプリの「公式番組」よりご覧いただけます。)また加藤浩次さんが出演するミクチャの新CM(6月より放送開始予定)など、Donuts Creativeが手掛ける作品の情報が続々と解禁されています。

I
ミクチャの全国的な知名度をアップさせるために、地方局の地上波でDonutsの単独提供番組を放送したいという西村の意向をふまえて、福岡・札幌など地方主要都市のテレビ局に着目しました。ライバーたちが集まる番組を想定し、各々のリレーションを活かしてテレビ局に直接交渉をして実現したのが新番組「加藤浩次のちゃっかりバズってます!!」です。いずれ全国で放送される番組もやってみたいですね。

10代の未経験からベテランまで、個性豊かなメンバー

I
Donuts Creativeのメンバーは最年長は46歳から、最年少は未経験の19歳までとにかく幅広いです。メンバー30人中、メインプロデューサーが2~3人、ディレクターが約10人、それ以外にもCG編集担当やアシスタントなどがいますが、今後は企画の発案など、コンテンツを作りたい!という意欲のある人をさらに増やしたいですね。

一方で、社内に動画制作チームを作って内製化したいと思っている会社は多いと思いますが、実現はかなり難しいと思います。動画や番組の制作スキルのある人も少ないので、外注して対応しよう、という考え方になるのが一般的ではないでしょうか。番組制作を内製化すると、制作のスピードやクオリティは格段に向上しますし、テレビ番組の制作に比べると非常にコストパフォーマンスもいいですね。

「予算=番組の面白さ」ではない

A
実はコストと企画は相反するものなんです。予算がない時ほど、制作側のクリエイティブ力がその番組の面白さを大きく左右します。逆に予算があれば豪華な演出でごまかせてしまう部分もありますからね。
M
制作費をかけたからといって必ずいい番組が出来るわけではなく、企画力に勝るものはありません。また、著名な放送作家のトップダウンで、流されるままに番組を作ったり、経験の浅い若手の意見が反映されにくかったりという、テレビ業界ならではのデメリットがあるのも事実です。
I
そんなテレビ業界を飛び出してきた若手に好きなようにやってもらって、上司がサポートする形で仕事をできる環境にしてあげたいですね。
M
実際、私も好きなようにやらせてもらってますね。ミクチャの配信番組で某有名飲食店の人気社長のキャラを活かした番組を制作してみたり、チバテレビの番組では芸人とアイドルを共演させてみたり、本当に自由にやらせてもらっています。
I
30代のMぐらいの若手ディレクターから出てくる、自由なアイディアはいいですよね。Donutsはメディアを自社で持っているわけですから、若くても形にできる人にはもう任せるようにしています。今後このチームに合流する人も、自由に楽しく仕事ができると思いますよ。 

インターネット業界のテレビ局を目指して

M
やはりテレビはメディアの中でも1番だと思っています。視聴者から費用をいただいて番組を作れる、「ライブ配信業界の公共放送」を目指したいです!
I
「ミクチャ」のライブ配信をプラットフォームとして番組の編成をしたいと考えています。ミクチャという自社メディアを使って、インターネット業界のテレビ局のような存在になりたいと思っています。 
A
スポンサーや予算によって番組の規模や本数が左右されるのではなく、コンスタントに安定して番組を作れる組織を目指したいですね。

寛大で自由な判断が「面白さ」を創出する

I
Donutsには嗅覚やセンスのある人が多いですよね。こういう人はどこで何をやらせても優秀ですし、興味があろうがなかろうが何でもできますから。需要があるところに引き寄せられてくるんですよね。
M
私は好きなことを仕事にしたくて、高校生の頃から真剣にテレビ業界を目指していましたね。ただ、専門学校時代の同期はほとんど業界に残っていません。とても厳しい業界です。
A
映像業界はトップのプロデューサーや演出家になれるのは1万人に1人と言えるぐらい、非常に生き残りの厳しい業界なんですよ。24時間全力投球で、涼しい顔をしてがむしゃらに働けるような人しか生き残れません。
M
では私は運よく生き残ったわけですね…本当に多くの屍を越えてきました(笑)
I
面白くないとディレクターにはなれないと思って、若い頃は本当になんでもしましたね。昔ながらの体育会系のノリに近いところもたくさんありましたが、今は通用しないですね。逆に部下を褒めて育てるようにしています。
M
私はそうやって、ぬくぬくと育ってきた世代です(笑)
I
昔のテレビ番組は無茶ぶりもすごかったですね。もう、上から言われたらどんなに不可能でも実現させるしかありません。海外ロケの際に、スケジュール的な不可能を可能にするために、往復で1,000万円かかるヘリを上司の二つ返事でチャーターしたこともありました。そういう意味では寛大な現場ではありましたね。トップが寛大で余裕もあれば、企画も内容も自由で面白くなるんですよ。そういう意味では規模は小さいかもしれませんが、今はまた自由で寛大な発想の西村の元でやらせてもらえてますね。

YouTubeでもテレビでもない、新しいメディアを創出する仲間を募集

M
テレビ業界はなかなか人材が集まりません。映像業界もまた然りだと思っています。興味を持っていただけた方には、一人でも多く実際にお会いできる機会を作りたいです。
I
動画制作を通してやりたいことや作りたいものが明確な人と一緒に働きたいですね。テレビ業界ではできないことを、メディアを通じて形にしたいという欲望を、自分の中で強くはっきりと持っている人をお待ちしています!
A
YouTubeでもテレビでもない、新しいメディアをDonutsで作りたい人の応募をお待ちしています!

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