ソリューション事業部ジョブカン開発グループ Wei×Toshiaki
これまでのキャリア
Toshiakiさん:以前はtoBのスマホアプリを受託開発する会社で、7年ほどWebエンジニアをしていました。iOSとAndroid、フロントエンドとバックエンドサーバーなど……。ひと通りしていました。
現在はソリューション事業部のジョブカン開発グループで『労務管理』と『給与計算』を担当しています。
Weiさん:Donuts入社前は、ソーシャルゲームを運営する会社で、主にサーバー側のエンジニアとして約4年間働いていました。現在はToshiakiさんと同じく、ジョブカンの労務と給与担当です。
Donutsを選んだ理由
Toshiakiさん:自分がいた会社は、エンジニアの人数が少なかったので、ずっと「もっと優秀なエンジニアに囲まれた状態で成長したい」と思っていました。スキルが高い人がたくさんいる環境に行きたかったんですよね。
転職活動をしていると、どの会社にも優秀な人はある程度いらっしゃいました。ただ、Donutsは優秀な人がたくさんいるだけじゃなくて、『空気感』も自分に合いそうだなと感じたんです。組織構造があまり複雑ではなく、風通しが良さそうな印象を受けました。なんとなく、『緩い空気感』があるというか。
「自分がなじみやすそう」と感じたことが、決め手だったように思います。
Weiさん:前職で担当していたゲームは、『運営が別の会社』だったんです。だから、『どんな技術を使って何を作るか』は、運営会社のほうである程度決められてしまっていました。こうした状況だと、自分たちでいろいろと考えて新しい技術を取り入れるのって、かなり難しいんですよね。
「このままここで同じことをやり続けていても、スキルアップできない」と思ったのが、転職を決めた大きな理由です。Donutsでなら、新しいことにいろいろと挑戦できそうだなと思いました。
Toshiakiさん:たしかにDonutsでは、Weiさんが率先して、サービスに新しいものを取り入れている印象があります。
もちろん「新しければ何でも取り入れる」わけではなく、「その新しい技術を使うべき理由がきちんとある」場合のみですが。Donutsはわりと新しいものを取り入れる風土があるというか、取り入れやすい環境かなと思います。
Weiさん:最近だと、『ジョブカン労務管理』と『ジョブカン給与管理』で年末調整自動化機能を作ったんですが、これはGraphQLというクエリ言語を取り入れています。サーバーとフロントの通信にGraphQLを使うことで工数が削減できましたし、以前よりもユーザーのアクセス速度向上、安定につながりました。
Toshiakiさん:受託だとどうしても保守的になってしまう部分があると思うのですが、Donutsは『自社サービス』としてジョブカンを運営しているのも強みですよね。だからこそ愛着も持てるし、一方で守りの体勢にならず、新しい手段をどんどん打てているんじゃないかなと思います。
エンジニアとしてtoBサービスに関わる魅力
Weiさん:toBとtoCでは、エンジニアに求められるものが全然違うと思っています。
toCといってもいろいろありますが、ゲームの特徴は「構造はシンプルだけど、大量のアクセスがある」ということです。大量のアクセスがあってもパフォーマンスを落とさないよう、かつシンプルに作る必要があります。
一方でtoBの特徴は、「大量のアクセスはないけど、構造が複雑」ということ。ユーザーひとり一人が、細かい操作やデータの編集ができるよう作らなければなりません。しかも、そのデータ上に矛盾がないよう設計する必要があります。
ジョブカンにおいては特にデータベースの構成を意識していて、シンプルなクエリで全てのデータが取れるよう設計しています。
toBのほうが細かくて複雑な設計が必要になる場合が多いですが、それが魅力でもあると思いますね。
Toshiakiさん:ジョブカンは「もともとDonuts社員の勤怠管理をするために開発したシステムを、サービスとして売り出した」という歴史があるんです。2018年現在は全6シリーズを展開しているんですが、どれも会社にとって「必要だったから」作ったものなんですよね。
toCに比べて、toBは『必要性が明確』なことも魅力のひとつなのかなと思います。
今後の目標
Toshiakiさん:プロジェクトのマネジメントに興味がないわけではありませんが、当面は「さらにたくさんの技術を身につけたい」と思っています。もともと「高いスキルを持った人たちと一緒に働きたい」と思って転職したんですが、Donutsに入ってから本当に「(技術的に、)上には上がいるんだな」って感じたんですよね。
今は自分が希望したバックエンドをしているので、そのなかで実装するコードの品質をより高めていこうと思っています。
Weiさん:自分も「技術をさらに伸ばしたい」です。新しい技術を取り入れながら、サービス改善を進めていきたいなと思っています。
また、自分はフロントエンドもサーバーサイドも両方できるようになりたいと思っていて、全てのことができる『フルスタックエンジニア』を目指しています。