家族のサポートが原動力!プロゲーマーと営業の二刀流で日本のeスポーツの未来を塗り替える!DONUTS USG所属 らきょるん♪インタビュー

DONUTSのグループ会社である、株式会社DONUTS USGでは、プロeスポーツチーム「DONUTS USG」を運営しています。

世界中で盛り上がりを見せているeスポーツは、今後オリンピックの正式種目としての採用も期待されており、競技人口は世界で1億3,000万人以上、日本でも400万人以上と言われています。

日本国内でも高齢者の認知機能向上訓練の一環として取り入れられているほか、大学における関連学部の新規設立や競技施設が相次いでオープンするなど、eスポーツの普及に向けた動きは加速しています。

そこで今回は、世界を視野に日本のeスポーツ業界を活気づけようと、プロゲーマーと営業の二刀流で日々奮闘している、DONUTS USG スプラトゥーン2部門所属のらきょるん♪にインタビューしました。
本人の口から初めて語られる紆余曲折を経た驚きのキャリアと、応援してくれる家族への感謝、そして日本のeスポーツ業界にかける熱い思いにご注目ください。

プレイヤーネーム : らきょるん♪
部署/職種 : DONUTS USG スプラトゥーン2部門所属 プロゲーマー/営業
入社年月 : 2022年8月
Twitter : https://twitter.com/rakyoru

目次
  1. 内気な少年時代に培われた自己肯定感
  2. 大好きなゲームを封印して挑んだ中学受験
  3. 人生を変えた「遊戯王」との出会い
  4. 「スプラトゥーン」から始まったプロゲーマーのキャリア
  5. 背中を押してくれた家族の存在
  6. プロ1年目は給料実質ゼロ!!
  7. プロゲーマーと営業の二刀流!
  8. プライベートでは一児のパパ! 
  9. 家族の応援を受けて仕事に邁進
  10. 1日のタイムスケジュール
  11. eスポーツの未来を塗り替えたい!
  12. プロゲーマーとしても、営業としてもNo.1を目指す!
  13. プロの自覚を持って、一緒にeスポーツを楽しんでみませんか?

内気な少年時代に培われた自己肯定感

子どもの頃は、人見知りの恥ずかしがり屋で、とても内気な少年でした。私は父を2歳の頃に病気で亡くしており、母・叔母・妹と女性しかいない家庭環境で育ちました。年上の男性とのコミュニケーションが最近まであまり得意ではなかったのは、この環境によるものも大きいかもしれません。

サッカーやソフトボールのクラブに所属するなどスポーツも好きでしたし、家では仕事で忙しい母の代わりに、叔母が勉強・遊び・スポーツに付き合ってくれました。
母も叔母も、いつも私を信頼し、私の意思を尊重して応援してくれますし、とことん褒められて育ったので、どんな時も自分の決断に自信を持って物事に臨む、自己肯定感の強さが培われました。

凝り性で、オタクで、一つのことに熱中する気質もこの頃から顕著だったように思います。父がいないことで苦労したこともたくさんあったと思いますが、育ててもらった母と叔母には今でも本当に感謝しています。

大好きなゲームを封印して挑んだ中学受験

ゲーム好きな叔母の影響で、小学生の頃からPlayStation2で「みんなのGOLF4」や「ドラゴンクエストⅧ」など、スポーツゲームからRPGまで幅広く楽しんでいました。

小学5年生からは、受験勉強を本格的に開始しました。2歳の頃から続けていた公文式のおかげで計算の早さには自信があり、学校での成績も良かったものの、実は勉強があまり好きではなく…エスカレーター式で高校に進学出来るから、合格したらしばらく遊べるよ!という周囲の甘い言葉に騙されて始まった中学受験でした(笑)

塾の先生の薦めもあり、自由な校風や自分の好きな髪形で入部できる野球部にも魅力を感じて、自宅から徒歩圏内でもあった私立麻布中学を第一志望校に決め、大好きなゲームも封印して猛烈に勉学に励みました。無事合格できましたが、入学後すぐに今度は大学受験対策の専門塾に入塾することになって、野球部と塾との両立が難しくなってしまいました。

人生を変えた「遊戯王」との出会い

この塾で知り合った中学の同級生に「遊戯王OCG(オリジナルカードゲーム)」を教えてもらい、私の人生は変わりました。「遊戯王」との出会いを機に競技として取り組むゲームの魅力にハマり、青春時代を「遊戯王」に捧げることになりました。
2012年度の日本代表選考会でベスト16に残る好成績を残したのが、私のプロゲーマーとしてのキャリアの原点かもしれません。

一方で朝起きられなくなってしまったり、野球部と塾との両立に悩んだりして、中学3年生頃から学校に通えなくなった期間もありました。
この時も「遊戯王」を通じて仲良くなった同級生が自宅まで朝様子を見に来てくれたり、ゲーム好きな高校の担任が親身になってサポートしてくれたりと、周囲の助けを借りながら無事に高校を卒業することができました。「遊戯王」によって変わり、支えられた人生だと言っても過言ではありません。

また、苦しい時に程よい距離感で寄り添ってくれた母や叔母、高校の担任の存在にも本当に助けられました。特にお世話になった高校の担任には、プロゲーマーになった際に挨拶にうかがわせていただいたのですが、「応援しているよ!」と言葉をかけていただいて号泣しましたね。

「スプラトゥーン」から始まったプロゲーマーのキャリア

高校卒業後は、国立大学進学か就職するかの二択の中で受験に失敗し、ゲーム中心の生活の中でもスケジュールを調整しやすい、派遣のアルバイト生活を始めました。

その頃、それまでプレイしたことのなかったシューティングゲーム「スプラトゥーン」が発売(2015年)され、当時交際中の彼女にプレゼントしたところ、自分の方がすっかりハマってしまいました。
完全な初心者ではありましたが、1日12時間以上におよぶプレイ時間で上位との差は次第に縮まり、約2年後には200チーム前後が参加する大規模大会で初めて優勝することができました。

プレイを続けながらプロゲーマーとしてのキャリアを模索していた頃、偶然Twitterで見かけたUSG(当時のチーム名)の募集要項を見かけ、「これは自分のために用意されたポジションだ!」と迷いなく確信し、2018年6月にUSGに加入しました。

有名なプロゲーマーが所属しているチームということもあってUSGのことは以前から知っており、東京を拠点として大会出場のサポートを全面的に受けながら活動できる点も魅力でした。

背中を押してくれた家族の存在

母や叔母には、プロゲーマーとしてやっていこうと決意してすぐに電話で報告しました。思い描いていた進路とは大きく異なる結果になったかもしれませんが、「好きなことで仕事が出来るのは素晴らしい事だから頑張りなさい!」と迷うことなく応援してくれました。今でもあの時のことを思い出すと泣けますね…。

友人たちも全員、最初は驚いていましたが納得できる部分もあったようです。ただし当時交際中の彼女には、「未来が想像できない」という理由で、あっという間に別れを告げられました(笑)

プロ1年目は給料実質ゼロ!!

プロ1年目は実家で暮らしていたこともあり、生活には困りませんでした。しかし、特筆すべき成績もないままトライアウトで加入したので基本給はなく、出来高制。安定した給与はなく、派遣アルバイトを継続しながら活動していました。
「スプラトゥーン」の公式大会は一種類のみしかなく、各地区抽選をくぐり抜けたチームが出られるシステムですが、15回応募して1年目は全部落選していましたね。

プロ2年目からはゲーム系専門学校でのスプラトゥーン講師としての仕事が入り、金銭的には安定し始めました。これがなかったら、夢を諦めていたかもしれません。一方で、週5日/8時間勤務のため、職場も融通は利かせてくれたものの、今度は練習時間の確保が難しくなってしまいました。

プロゲーマーと営業の二刀流!

現在はプロゲーマーとして各大会に出場するほか、DONUTS USGの営業全般も担当しています。

・スポンサー企業への営業
・DONUTS USG所属選手・ストリーマーによるインフルエンサーマーケティングの提案
・その他インタビュー案件の対応

などが主な業務です。

元々、イベント運営の職種を希望していたのですが、尊敬する先輩の勧めもあって、営業に挑戦することになりました。電話やSNSなどのツールを駆使したスポンサー企業への営業から学ぶことは多く、先輩にはとても感謝しています。

今後はeスポーツ業界が抱えている課題やマイナスイメージを解決するためにも、飲料や食品など、健康・健全を意識した商材を扱う企業への営業を強化したいと考えています。

プライベートでは一児のパパ! 

妻とは2015年冬に「スプラトゥーン」を競技に関係なく楽しむ同じチームに所属していて知り合いました。ボイスチャットの時点で声や雰囲気に惹かれ、オフ会で初めて会ってさらに一目ぼれしてアプローチしたのですが、好きな人がいるからと見事に玉砕しました。振られたショックを糧に本格的にゲーム競技に参入したので、人間万事塞翁が馬ですよね。

その後、2019年夏にゲームをきっかけに再び連絡を取り合うようになり、交際に発展。公式大会で優勝したら結婚しようと話していた矢先に妻の妊娠が判明し、結婚しました。息子は2歳になったばかりですが、ケーブルやゲームコントローラーが大好きで、将来は間違いなくゲーマーになるだろうと周囲にも言われています。

家族の応援を受けて仕事に邁進

家族の存在は、仕事と同じく自分の活動における最大のモチベーションです。私はサボり癖があり、退路を断たれないと動けないタイプなのですが、大事な家族のためには何が何でもやるしかありません!

ただ、家事や育児にはほぼ休日しか参加出来ず、家族にはいつも申し訳なく思っています。それでも私のプロゲーマーという特殊な職業や環境を理解して、いつも一番近くで応援してくれている妻には、本当に感謝しかありません。

現在は埼玉県内の妻の実家の近くで家族で暮らしており、義父母に育児を見守っていただける環境も心強いです。義父母も、私の仕事に理解を示して応援してくださっています。初めてご挨拶にうかがった際にも、「YouTuberみたいな仕事かな?時代だね!」とポジティブにとらえていただけました。

1日のタイムスケジュール

【平日】
7:00~8:30 育児、準備
8:30~9:30 通勤
9:30~19:30 勤務
19:30~20:30 通勤
20:30~21:00 夕飯
21:00~0:00 スプラトゥーン
0:00~7:00 睡眠

【休日】
7:00~8:00 朝食
8:00~12:00 睡眠
12:00~13:00 昼食
13:00~18:00 家事、育児、スプラトゥーン
18:00~19:00 夕飯
19:00~20:00 寝かしつけ、洗い物
20:00~0:00 スプラトゥーン、コーチング
0:00~7:00 睡眠

eスポーツの未来を塗り替えたい!

eスポーツは、夢や感動や興奮をいつでもどこでも体験でき、誰でも主役になれる競技です。コミュニケーションツールとしても最高です!しかし、昔からゲーム=「目が悪くなる」「暗くなる」「勉強が出来なくなる」といったマイナスイメージがどうしても先行しがちなので、まずはeスポーツを通じてそのイメージを払拭したいです。

また、プロゲーマーは一般ゲーマーのお手本であるべきです。私もゲームのおかげで人生を救われたので、今度はその恩返しをしたいです。プロゲーマー兼営業という立場はその実現のためにはこれ以上ない職業だと思っています。

プロゲーマーは、世界では職業として広く認知されているものの、日本ではまだ保護者が安心して応援できる職業ではないかもしれません。でも、私の子どもが成長した頃には、家族が安心して応援できる職業として、世の中に広く認められる状況にするのが目標です。

プロゲーマーとしても、営業としてもNo.1を目指す!

個人的には、ゲームで培ってきたコミュニケーション能力などを活かして、eスポーツ業界でプロゲーマーとしても、生え抜きの営業としてもNo.1の存在になり、ゲームでもビジネスでも成功することを目指しています。

プロゲーマーからeスポーツ営業というこれまでにないキャリアを世に知らしめるのは、自分にしかできない仕事だと思っています。まだまだ成長過程の私ですが、これからも丁寧に、確実に実績を積み重ねて、自分の発言の一つ一つに重みを感じていただけるような存在になりたいです。

また、今は目の前の仕事に追われがちなのですが、今後は組織として常に先の見通しを立てながら、目標金額の設定などもより意識したいと思っています。

プロの自覚を持って、一緒にeスポーツを楽しんでみませんか?

プロゲーマーは強い意志がないと絶対に続けられない仕事です。実際に「プロゲーマーになる」と周囲に言っても、反対される方も多いと思います。
まずは真剣に自分がeスポーツの勉強をして、挑戦する価値や意義を熱意をもってプレゼンし、説得してください。決してゲームで遊びたいのではなく、プロの自覚を持って本気で挑戦しようとする姿が、一番の説得材料になるはずです。そして、応援してもらえると決まったら絶対に裏切らず、全力で取り組んでください!

私もみなさんが安心してプロゲーマーを目指せる世界を作るため、プロゲーマーとして、営業として本気で活動します。私は今、自分の好きなことを仕事に出来ているのが本当に幸せです。プロゲーマーを目指す皆さんと、一緒にお仕事が出来る日を楽しみにしています!

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