麻雀にハマり8年がかりで大学を卒業した男【“ゲームのDonuts”事業部副部長・土井光人インタビュー】

■土井光人プロフィール
株式会社Donuts ゲーム事業部 副部長
京都大学工学部地球工学科を8年かけて卒業

目次
  1. これまでの経歴は?
  2. 麻雀に夢中になって
  3. 負けず嫌いな性分
  4. 8年間の学生生活の経験は今に生きている
  5. なぜDonutsのインターンに?
  6. ゲームには興味なかった?
  7. 入社してすぐゲーム開発
  8. 一度退職して他社へ
  9. ゲーム事業部としてのアピールポイントは?
  10. Donutsの会社についての魅力
  11. コーポレート・ビジョンのPRODUCT FIRSTとは
  12. 求める人材は?

これまでの経歴は?

大学を8年間かけて卒業しました。
その後、Donutsに内定者インターンとして入社してゲーム事業部で自社ゲームのディレクションをしていました。

2年目で一度会社を辞めて他の会社へ行き、その会社を3,4ヵ月で辞めて再入社したとたん
京都事業所を立ち上げないかという話になり、京都事業所で採用を行っていました。
その後、京都で運用している人たちの採用活動を行い、2,3年前に戻ってきてゲームの副部長をしています。

麻雀に夢中になって

8年も留年したのは麻雀とテニスサークルで会長をしていて、毎晩夜まで飲んで徹夜をして、翌朝スロットへ行く、麻雀をする、飲むを繰り返していたからです。
京大ゴールをしてしまったのかもしれませんね。


小学生の頃に「哲也~雀聖と呼ばれた男~」という漫画を読んだことがきっかけで、麻雀にハマり熱中していました。
父も麻雀好きで家に全自動麻雀もあったりしたのですが、そこで麻雀する相手がいなかったので一人麻雀もしたりしましたね。
その後、大学で先輩に麻雀でボコボコにされたので絶対に勝ちたいと思い、かなり勉強したんです。
そこで勝つことが楽しくて世界一麻雀が強くなりたいと思うようになり、麻雀のお店でも働いてお金を稼いでいました。

麻雀のゲームを作るということも考えたことはあるんですけど、向いていないですね。
自分のこだわりが強くなってしまうので、ゲームとしては面白くならないんじゃないかと思います。

負けず嫌いな性分

大学の残り2年間で100単位取って、研究しながら25コマ全て入れて、一つでも落としたら即留年という状況でテスト期間中にお腹痛くなりながらも乗り切り、そこでやればできるという感覚を持ちましたね。

また、Donutsへ入ったのもその面から言うと少し違うのですが、「人に負けたくない」という想いが強かったからです。
幼い頃から負けず嫌いな性分もあり、勉強面も全員に負けたくなかったので、校内テストでは一位を取っていましたね。

8年間の学生生活の経験は今に生きている

「後悔していますか?」とたまに聞かれますが、あまり後悔はしていないです。
その8年間があったから今に生きていると感じますし、人生楽しいと思えています。

実は卒業するにあたって、教授陣にも尽力してもらって「土井を卒業させる会」が発足されたんです。
例えば、授業をサボっていたら他の教授に連絡が回ることがあったり、「今度のテストはこういうところを勉強しろよ」と言って頂いたり、教授陣には本当に助けられました。
そういった形で支えてもらう経験が今までなかったので、とても感謝しています。

留年生ってわりと社会に虐げられがちでいい企業に入れないイメージがありますが、きちんと実力で会社に認められれば楽しく生きていけるので、「まぁ、頑張ろうよ」というメッセージも込めて、「留年生の星になりたい!」と思っていました(笑)

留年もして、麻雀のお店でも働いていたし、いわゆるアングラな方達とも仲良くしていたので、そういう人たちと頑張るのも凄く好きですね。

なぜDonutsのインターンに?

大学のサークルの同期がGoogleに入社してソーシャルランチを立ち上げて、それをDonutsにバイアウトしたんです。 
その当時、そのサークルの同期がコーポレート部の部長をしていました。
その同期が「新卒採用始めたので受けてみない?」と声を掛けてくれたのがきっかけです。

ゲームには興味なかった?

ないですね。鉄道トンネルの研究をしていたので鉄道会社や建設会社、商社、マスコミを見ていたのですが、留年していたのでかなり苦戦しまして・・そうこうしている間にDonutsへ入ることになり、
Donutsには先に内定を貰ってから入社したので、内定者インターンとして働き始めました。

入社してすぐゲーム開発

当時募集しているのがプランナーかエンジニアかデザイナーだったんです。
まずはDonutsに入ろうと決めて、その中で出来ることがプランナーだったという感じですね。

一度退職して他社へ

2社目はとても良い会社でしたが、性には合わなかったですね。
そこで違いを見て最終的にDonutsへ戻ってきました。

いい言葉が見つからないのですが、Donutsはすごいあっさりしていて、いい意味でドライな文化ですね。
私は自分の事を勝負師だと思ってますが、勝負が出来る環境で勝ったら褒められるし、負けてもいちいち言われない。

社長も勝負に勝つことを求めていますし、勝負ができる会社です。

京都の立ち上げをした時も勝負でしたね。負けたら終わりという気持ちで仕事していました。
そして現在、京都事業所は4、50人まで成長してきていますね。

ゲーム事業部としてのアピールポイントは?

私のチームの運営ポリシーなんですけど、ユーザーに対して絶対に嘘を付かない、ごまかさないことです。正々堂々とすることは意識していますし、そのおかげで長く続くのかな、と思いますね。

ここでの嘘を付かないというのは例えば不具合が起きた時に事実を伝えるということです。
それに加えて、一部のユーザーに対して有利になるようなことは絶対にしないことも大切です。目先の利益を求めて売上を上げたいという時は売上を上げられるんですけど、ユーザーが楽しむ為にはならないところは控えています。
ユーザーが居心地がよく、長く遊べる場所を提供することを意識しています。

Donutsの会社についての魅力

世の中をびっくりさせられる企業だと思いますね。
多数決というやり方や世の中の流行りに乗らないですし、これはハマる、多くの人に使われるという自分たちの信念を大切にする会社です。
そういう意味では周りから「何故これをやったのか」・「よくこれで成功したね」と世の中をびっくりさせることが多いです。

コーポレート・ビジョンのPRODUCT FIRSTとは

最高のクオリティを出すために最善を尽くすことだと思います。
その為には大事な人であったり、その人に対するケアも含まれますが、最終的にはいいサービスを世の中に送り出すという使命だと思います。

求める人材は?

ヤンキーゲームなので気合の入った方に来て欲しいです。
仕事・キャリア・生活面の全てに気合が入っている方、性根が座っていて気合の入っている方と一緒に仕事したいです。

ゲーム業界で働いた経験があるなしについては、特にこだわりはないですね。
うちのゲームが特殊なので他での経験があると、逆に足枷になることもあります。
どこかの部署で一年間やってもらってエース人材になることもあるので、そんなに経験は関係ないですね。

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